夫婦で登山 火打石山・明神ヶ岳


金時山ハイキング
山道からの景色
明神ヶ岳山頂

■ルート 9:40 仙谷バス停 9:45 金時登山口バス停 9:53 金時山登山口 10:13 矢倉沢峠 11:12 火打石山 12:11 明神ヶ岳 14:02 明神ヶ岳登山口 宮城野営業所前バス停 YAMAPで測定

箱根のほうにいくとワクワクします。東京から近いのに、温泉あり、山ありの別世界に。 小田急線を乗り継いで小田原駅から箱根登山バス乗り場に。バス停がわかりにくくて、地下に行き、地上に上がってあっちいったりこっちいったり、4番乗り場にたどり着きました。

バスに乗り、登山口近くまで移動。途中、温泉街や高級旅館があり、汚い自分の登山靴を眺めながら「あれなんで登山なんてしてんだろう」とひとりごちました。

登山自体はそれほどきつくなく、途中、アケビを発見しました。アケビは種だらけのバナナのような食感で、食べるところは少ないですが野生の果物、ということで見つけるとワクワクします。ただ、山で見つけたものを取ったりしてはいけないため、見るだけで我慢しました。 しばらくあるくと、今度はどこかで見たことのある木の実が落ちていました。 わかった、これはライチだ!道に落ちているのなら持って帰ってもいいだろう、と思いつつ、一応写真を撮り、グーグルで木の実の正体を調べました。正解はヤマボウシというもので、一応食べることはできるようで、ジャムなどに用いられるそうです。

ヤマボウシ

山頂に着き、いつもとは趣向を変えてペヤングソース焼きそばを食べました。わかっていたことではあるのだけれど・・・インスタント焼きそばは割と多くのお湯が必要です。それでいて、湯切りをして捨てなくてはならず、山にカップ麺のお湯や汁などを捨ててはいけないため、お湯を再び水筒に戻して持って帰らなくてはいけないメンドクササ。ソースで手は汚れるし、汁がないため、食べ始めるそばから冷えていくという虚しさ。 このように報われない行動食ですが、やはり山頂で食べると、これまで食べてきたどのソース焼きそばよりもおいしく感じます。

下山途中でアクシデントがありました。岩や木の根をひょいひょいとよけながら下りていたところ、突然視界が真横に。つるっと真横にスリップしてしまい、倒れたところに何故かタケノコのような形状のトガッった岩が。右太ももの横を強打して、口がきけないくらいの痛みに悶絶。中学の時に悪い仲間同士で腿の横を膝蹴りする、アレのん十倍くらいの痛み。ああ、これはもう大腿骨を折ったのではないか、と思いつつも、どうにかこうにか、立ち上がりました。

下山してバスの乗り継ぎもよく、駅についたところ、ちょうどロマンスカーの発車時刻にちょうどいい感じ。たまには贅沢するか、ということで駅で缶ビールと小田原名産のちくわを購入して乗り込みました。 我々の前には東アジア系の女子がひとり。そこに夫婦が来て、切符とその女子の席を見比べ、首をかしげて通路に。駅員を伴って戻ってきたところ、その女子は席の予約をしていなかったことが判明しました。 夫婦は「そこは俺の席だろ」などとはいわず、「もしかしたら何かの手違いかも」と思って退散する、なんとも日本人的な対応でした。女子も、「もしかしたら私、ここに座ってたらダメかしら」などとは考えず、堂々と居座っている、これまたありがちな光景でした。

ロマンスカー


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