1日目:
宿泊先 :某市青少年センター
登山先 :硫黄岳(2,760m)
八ヶ岳は山の名前ではないことを知りました。
赤岳(2,899m)を主峰にした、長野県と山梨にまたがる連峰を総称して、八ヶ岳というらしいです。
ニコニコレンタカーを借りて出発。スムーズに流れ、ICではヨーグルト牛乳とソーセージセットを購入。
妻からは購入したヨーグルト牛乳が小さくて飲み足りないとか、ソーセージは400円のほうでよかったのに600円の高いほうを買ってきた、などと小言(こごと)を言われました。
別荘地やきれいなゴルフコースを抜けると、山道に。数年前に行って半べそかいた奈良の酷道(国道)308号線なみの勾配と道の悪さに緊張します。
事前の下調べ(したのは妻で、私はListening only)では駐車場は上中下とあり、「上」が最も登山口にちかいほう。 しかし欲張って上まで行って、万が一駐車場が一杯だと狭い道をUターンせねばならず、難儀します。
イチかバチか行ってみようとも思いましたが、結局、「中」のところで手を打ちました。
そう、我々夫婦は低いところは嫌いだけど決して高望みもせず、結局なんでも中くらいが心地よい人間なのです。
この日昇るのは硫黄岳。2,760mとこれまでの登山経験(1年)の最高峰ですが、ガイドブックによれば初心者向けだそう。
硫黄岳というだけあって硫黄のにおいを嗅ぎながら、山頂を目指します。途中山小屋に立ち寄ってアイス休憩をしながらいくと、
岩肌ごつごつ、大きくえぐれた火口、溶岩が固まったような山頂が見えてきます。
「よく登った―、泣きーそうーだー」とバックナンバーの歌を口ずさんでおどけてみせますが、本当に目が潤んできます。
山頂は霧が立ち込め、かなり冷えました。気温は20度だというけれど体感温度はかなり低め。
火口のところをのぞき込めば、ホワンとかひゅんっ、となります。
下山中、ところどころに高山植物があります。雑草にしか見えないのですが、妻は動物愛護精神がないくせに、花を愛でるっぽくしています。
「お前みたいな花だね」、というと、 「え?地べたに這いつくばって地味な感じってこと?」との反応。
行程が長く、遅くなりそうなので宿に電話し、「いまXXなのですが到着までどのくらいでしょう」と聞いたら、「土地のものではないのでわかりません」と謎対応。
まさか宿の従業員は東京から出張してきているのでしょうか?
宿泊先は青少年センターでした。すぐ隣に隣町の青少年センターがありました。もしかしたら沿線順に並んでいるのかもしれません。(そんなことはありません)
小学校を改築したような建物に、給食の制服みたいなのを着たおじさんがやる気なさげに受付。部屋の名前は「赤岳」。
5人くらいは入れそうな大浴場で風呂を浴び、夕食へ。出てきたのは多めの給食という感じ。ビールを楽しんでいたのですが、途中、ハエが寄ってきました。
寒いせいか動きが悪く、よろよろと妻のご飯にとまり、そのまま居ついてしまいました。
食後、シーツを受付でもらい、押し入れから布団を出してセルフベッドメークして就寝しました。
この日の運動(1万円強で買える中華激安スマートウオッチ、xiaomi MiWatchの記録)
距離:8.01㎞ 時間:07:08:02 活動量:2014kcal 速度:1.12km/h 脈:105BPM 歩数:17498歩 積算上昇:858.9㎞ 積算下降:933.6㎞