登った山:川苔山(川乗山)1363.3m
アクセス:奥多摩駅からバス
八ヶ岳や日光白根山など、レンタカーを借りての遠出が続いたので、体力的にもお金的にもちょっとスローダウンしたい気分。いったんは近場の低山を攻めることにしました。災害でしばらく登山道が閉鎖していた川苔山に行くことにしました。
奥多摩駅を降りると、まずはトイレに。 ここはキレイで有名です。地元のボランティアの方々が徹底的に掃除をしてくださっていて、その様子はYouTubeにもアップされています。
掃除の仕方がまた独特で、モップなどはつかわず、見た目やんちゃなオジサンが床に膝と手をついて拭き掃除をしてくれています。その脇で用をたすのです。
ありがたいやら申し訳ないやら、複雑な気持ちになります。
バスに乗り、登山口まで向かいます。トイレに行ったおかげで出遅れ、定員オーバーでバスに乗れませんでしたが、次から次へとくるので安心しました。
登山口から登山を開始します。若い登山客(男女のグループ)も多く、のこぎりクワガタのメスを発見して騒いだり、楽しそうです。低山と思って気軽な気持ちでいましたが、渓流が流れて苔むした美しい山でした。
狭い登山道の下はときどき断崖絶壁になり、下をのぞき込むとヒュン、とかホワン、となります。リュックが木などにあたり、そのはずみで反対側に振られて落下するとか、足を滑らして滑落するとか、そんなことを想定しながら、気を付けながら進みます。
途中、いくつもの滝に遭遇しました。メインは百尋ノ滝で、大きな滝が勢いよく滝つぼに落ちて、壮観でした。大きな岩場に座って、滝をみながらお弁当を食べたり、談笑したり、休憩している人が多くいました。
この滝に行き来するには登山道からたった一つの梯子をつかわなければならず、行く人、来る人で譲り合わなければいけません。
滝から登山道に戻る際、私たちの前にいた人3人が譲ってもらっていたので、こんどはこちらが譲る番だと思い、合図すると、最初の2人は「ありがとうございます」「すみません」と口にしながら、少し急ぎながら降りてきたものの、その後の3人も「あたしも行っちゃおう」というような顔をしてシレっとその後に続き、こんどはこちらの番だろうと思っていたら、そのまた後ろの4人も続き、「きゃー、こわーい」とはしゃぎながら急ぐそぶりも見せません。
結局私の後ろは大渋滞。私も似たようなことをしてしまうことがあり、人のふり見て我がふり直そう、と思いました。
途中、なぜか人通りが少なくなり、私たち夫婦だけに。標識をみながら進んできたはずですが、どうやら遠回りのコースを選んでしまったようです。山頂につくと登山開始直後に見かけた集団などがいました。
山頂で昼食をとったのですが、閉口したのはハエの多さ。それにこの日は喫煙者の煙がくさくて、早々に退散しました。 私が臭い、臭いというので、妻が「あんただって吸ってたでしょう」とキレていました。 喫煙していたころは「煙くらいでガタガタ言うなよ」と思ってました、スミマセン。
この日は中国製激安スマートウオッチと、YAMAPを併用してみました。どの程度、測定に差があるか見てみたいと思います。
登山の記録:
中華製激安スマートウオッチMIWatchの記録
距離:10.95㎞ 時間:06:03:54 活動量:1576kcal 速度:1.81km/h 脈:115BPM 歩数:24119歩 積算上昇:1025㎞ 積算下降:1091.8㎞
YAMAPの記録
距離:13.5km 時間:06:05:00 活動量:測定なし 速度:110-130* 脈:測定なし 歩数:測定なし 積算上昇:1298㎞ 積算下降:1393㎞
*標準のペースを100としたときの歩行ペース
MIWatchはアメリカ、ロシア、欧州、中国の衛星を使っているから、位置情報は正確無比ということですが、iphoneなどと比べても距離が短めに出る印象です。12800円という値段を考えれば、また電池の持ちも考えればいい買い物だったとは思います。