YAMAPで計測
■タイム:3:53 距離:8.4㎞ 上り649m 下り555m
■ルート 8:56 清滝駅 9:45 神変山 10:12高尾山(599m) 11:05 一丁平園地展望デッキ 11:21 小仏城山(670m)12:35 景信山登山口 12:49 小仏バス停
しばらくヘビーな山登りが続いたので箸休め的な山登りに。高尾山は標高599mでスニーカーで上る人や犬連れ、子供連れでも気軽に行けます。
京王線で高尾山口につくと、いるわいるわ、山登りに浮かれたやからが←。
高尾山口駅は駅舎もトイレもきれいで、すぐよこにモンベルの売店もあるので忘れ物あっても現地調達が可能。また、登山で汚れた靴を洗う洗い場とたわしも置いてあるので至れり尽くせり。
一番最初に登山したのは高尾山でした。真冬だったのでフィルパワー800のもっこもこダウン、手編みのセーター(妻からもらったものではない)を首に巻いてリュックは娘が中学時代に塾で使ったもの。 100mもいかないうちに汗だくでゼイゼイ。 ダウンを脱ぎ、マフラーを外したら手が滑って地面に落ち、落ち葉だらけになりキレそうに。 いけどもいけども頂上にたどり着かず、「いったいいつになったら着くのか」と妻に聞くと、「あー、そこ曲がったらすぐだよ」このやり取りを何十回してしまいには「もう二度と山登りなんかしないぞ」とキレる始末でした。
低山とはいえ、ゴロゴロとした岩に足を取られ、木の根っこにソールを滑らせながら、一歩一歩進みます。途中、土産物屋とか団子屋などもあり、展望のよい茶屋でソバを食べたりと、高尾山は本当に初心者にとってはありがたいところです。
神社のある石段を登っている際、しんどかったので妻のリュックから垂れている紐につかまりました。登り切った後、妻が
「今日のリュックすごく重く感じたんだけどさ、まさかあんたつかまったりしてないでしょ?」
「いや、疲れたから引っ張ってた。おかげで少し楽に登れたよ」 「うそでしょ?」
頂上に着き、富士山を眺めに行きました。パネルがあり、富士山の周辺に見える山の名前なども新設に開設してくれます。山頂で食事をとる人も多く、そこでの定番はやはりカップラーメン。お湯を沸かすコンロを持ってきている人もいれば、水筒に入れてくる人もいます。水筒の場合はやや温度が下がるので、少し長めに待つ必要があります。
昼飯には少し早かったので高尾山から縦走して小仏城山へ。山頂にはなめこ汁、缶ビール、ソフトドリンクなど。私たちはそこでスープとおにぎりで昼食。
小仏バス停まで下山し、バスに乗って帰りました。バス停の直前に、生ビールののぼりが立ち、「バスはXX分おきに来るので、一杯飲んで待つとちょうどいいです」などとあり、思わず行きかけましたが、ほとんど屋台のようなたたずまいを見て、通り過ぎました。
バスは高尾駅に到着しましたが、そのままJRの改札を通り、京王線の高尾駅に行くことができます。階段に向かうと、駅舎を支える鉄骨の一部がえぐれており、何やらプレートがありました。読んでみると、戦時中に米軍の艦載機が高尾駅に飛来し、機銃掃射をした後だと書いてありました。 こんなところまで敵の飛行機が飛んできてやりたい放題、戦争に負けるわけだわ、と納得するやら腹が立つやらで帰路につきました。